Breaking Down Nations!


Nation


Identity|アイデンティティ

 

 アイルランドや北アメリカ大陸に入植した17世紀以降、植民地の拡大によって覇権を広げたイギリス。19世紀半ば以降から20世紀前半にかけてはイギリス帝国と呼ばれる黄金期を迎え、英語が世界中の公用語として使われることとなりました。第二次世界大戦後、植民地の多くは独立を果たしたり返還されてきましたが、南極の広大な地域をはじめ、インド洋、サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島、ケイマン諸島、フォークランド諸島、セントヘレナ諸島、ピトケアン諸島、アンギラ、モントセラト、タークス・カイコス諸島、イギリス領ヴァージン諸島、ジブラルタル、バーミューダ諸島など、いまでもイギリスの海外領土として残っている属領も存在しています。

 

 また、イギリスは民主主義、立憲君主制、議員内閣制など近代国家の基本となる諸制度を生んだ国でもあり、ピューリタン革命、名誉革命、産業革命など、様々な歴史的な出来事の舞台となり、ダーウィン、ニュートン、クック、ファラデー、フレミングといった著名な科学者や、シェイクスピア、ビートルズ、クイーン、オアシス等といった世界的な芸術家やアーティストを数多く輩出しました。

 

 宗教革命によってカトリック一強だった宗教界を変え、産業革命によって世界に自由貿易経済をもたらし、英語を世界の公用語として根付かせ、アメリカという次なる帝国を生み出し、20世紀半ば以降もパンクやロックというカルチャーを生み出すなど、まさに近代から現代における世界史において、燦然たる栄光の歴史を築いてきたのがイギリスなのです。

 

National Anthem|国歌

National Flower|国花

England: Rose / バラ
England: Rose / バラ
Wales: Daffodil / ラッパスイセン
Wales: Daffodil / ラッパスイセン
Northern Ireland: Shamrock / 三つ葉の植物
Northern Ireland: Shamrock / 三つ葉の植物
Scotland: Thistle / アザミ
Scotland: Thistle / アザミ

Regions|地域

England|イングランド

 グレートブリテン島の中部から南部を占めるイングランドの大部分は低地で、標高1000mを超える地点はありません。主要都市は、ロンドン、バーミンガム、ヨーク、ニューカッスル・アポン・タインなど。南部のドーヴァーには英仏海峡トンネルがあり、対岸のフランスとつながっています。

 


Wales|ウェールズ

 グレートブリテン島の西部にあり、山が多く、最高峰は標高1,085mのスノードン山です。首都は、南部のカーディフ。

 


Scotland|スコットランド

 グレートブリテン島北部に当たるスコットランドの南部と東部は比較的標高が低く、イギリス最高地点となる標高1,343mのベン・ネビス山がある北部と西部は標高が高め。主要都市は、首都のエジンバラ、グラスゴー、アバディーン。数多くの半島、湾、ロッホと呼ばれる湖があり、ネッシーで有名なネス湖もスコットランドにあります。

 


Northern Ireland|北アイルランド

アイルランド島の北東部を占める北アイルランドは、ほとんどが丘陵地で、中央部の平野にはイギリス諸島最大の湖であるネイ湖があります。主要都市は、ベルファストとデリー。


Historical Background|歴史的背景

 

【Chronology|年表】

 

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